オリジナル曲を作る1(Night Runから〜やさしい朝まで)
オリジナル曲を作るのは、はたから見たら大変な作業に見えるかもしれませんが、以外とそうでもないと思う。
字を書けること、鼻歌を歌うことが出来ればどなたでもオリジナル曲は出来ると思うし、オリジナルは思い入れが強い。
ただ、制作工程が沢山あるのと、作品としての完成度や言葉使いの制限、あと伴奏を構成するオーケストラ制作に
てこずる。それよりも大切なのは、想像力とセンスと地道な努力。私は最後の地道な努力が必要だと思う。
そこで、私のオリジナル音楽を作るきっかけをお教えします。
最初から「いつかオリジナル曲を作るんだ」と漠然と思っていました。
以外と思うかもしれませんが、アーティストの曲を聴いて感動したものが沢山ありましたが、同時に「自分も出来ると思う」と考えて
いました。これは不思議というか世間知らずというか、今思うと5曲の動機も必然だったように思います。
「Night Run」誕生秘話
ただ、なにかきっかけがないと作れないという弱点も同時にあります。
そもそも、オリジナルを作ろうと思ったきっかけは「小室哲哉」さんのBGMでした。
それまでは歌を歌ったり、聴いたりして楽しんでいたのですが、小室さんのTRFを聴いてから「伴奏」しか耳に入らなくなりました。
それまでは、メロディーライン(歌を歌うところ)が大切だったのですが、小室さんの音楽を聴いてから、キーボードでいろいろな音を
出しては、リズミカルな曲を発表する。あと、ストリングス(バイオリンを中心とする弦楽器のハーモニー)ではまったのが
きっかけです。
これは挑戦するしかないということで、当時時計店を営んでいました○川さんに頼んで、YAMAHAEOSという新製品を注文しました。
最初はコピーです。それも歌じゃなくて、キーボードで伴奏のコピー。バンドもやりたかったけど、周りにTRFのバンドをやろうという人が
いませんでしたし、なんせTRFはバンドじゃないでしょ。小室さんの音楽は特殊ですし、バンドをしている人からみたら
ある種邪道だったではないかと思われていたんですね。
そこで、このキーボードを使って似たような曲を作ってみたらどうだろうか?と考えました。
それが「Night Run」なんです。車で「飛ばして走る」というフレーズが最初に思い浮かんでそこから作成しました。
(1997年)
伴奏を聴いてもなんとなく小室さんっぽい曲になっていると思います。
オリジナル曲は今や、何十万曲とありますので、メロディーラインや伴奏に関してはやはりどこかしら似てくると思います。
また、他の人とちがって、コピー曲(すでに歌手やバンドが発表している曲)をまねするというのが、嫌だったからだと思います。
それから1年後、いろいろな楽曲にチャレンジして作ってみましたが、どうもダサい(今使わないか)。
作詞・作曲より先に編曲(伴奏)を作ってみてもなんとなくやはりダサい。途中まで作っているのはたくさんあります(笑)。
「よさこいソーラン」の曲誕生秘話
そうこうしているうちに、地元の人たちが「よさこいソーラン」をやりたいと言っていたので、楽曲(伴奏のみ)を作ることになりました。
北海道は毎年6月に札幌で「よさこいソーランまつり」というのがあり、全道から数万人が札幌で踊りを披露するおまつりがあります。
それは本当に仕事として、制作しました。結局演奏時間が長かったので、ボツになったのですが、翌年のよさこいのBGMを
聴いたら、私の曲が殆ど変わらず使われていました。(音源が良くなっていました)
「よさこいソーラン松前の四季」2008年2月アップ6分40秒
同時に、地元青年団からもよさこいソーランの依頼があり、私が作った「よさこいソーラン用の曲」は2曲あります。
「よさこいソーラン茂草(もぐさ)」2008年2月アップ4分30秒
(1998年)
「Happy Wedding For You」誕生秘話
そのころ友人が結婚する話がありました。当初は、余興で参加してくれとの依頼がありましたが、このときばかりはどうしても
余興として参加できずに(理由は他にあり)それならということで、楽曲を1曲提供するという約束で作品を作ったのが
「Happy Wedding For You」(ハッピーウェディングフォーユー)です。
この曲は、メロディーラインと作詞は早くできたのですが、伴奏がなかなか手につかず、大変な思いをしていました。
悩んだんですよ。かなり・・・・。
そして、以前制作していた伴奏で、違う曲用に作っていたものの中から、当てはめたところぴったりの曲がありました。
だから、この楽曲は2曲分を1曲にしたものなんです。
結婚披露宴(北海道は結婚祝賀会)会場でWeddingの入場のときに使用する重要な場面での曲なのですが、実は数日前に完成して
いざ録音というときに、風邪をこじらせました。実際の歌は祝賀会当日の朝に録音しました。何回歌っても、サビの部分の声が出ない。
かすれてしまい声が割れてしまいました。でも、もう時間がないんです。これで最後というタイムリミットで歌った声がやっと割れずに
済みました。そのあとすぐパソコンでCDを作って会場まで急いだことを今でも思い出します。なので、この歌は思い入れが強いんですね。
(1999年 5分2秒)
「桜の咲く丘」誕生秘話
私は毎年「松前さくらまつり」になると、松前公園に行って観光客のみなさまが快適に過ごせるようにさくらまつり本部に常駐することが
多かったんです。そのときに、さくらの曲を作りたいなあと思っていました。曲の詞を書いたときはピークを過ぎていたさくら。
歌詞が、もの悲しく思えるのは、そのためです。ピークをすぎて散っているときに作ったんですね。
メロディーラインは、歌詞になるべく合ったところを使い、悲しくも感銘を受けられればいいなあと思って作りました。
アコースティックギターの音を使いたいけど、ギター弾けないのでこれもキーボードで演奏しています。
2番終了後間奏で、ピアノでさくらの散る様子を表現していますが、ここの部分はリストのラ・カンパネラのイメージをプラスしています。
2007年秋川雅史さんの「千の風になって」が多くの方々に聴かれましたが、この歌もなんとなくそんな雰囲気を持っています。
(2005年 5分57秒)
「Sailing」誕生秘話
北海道ヨットクラブ。
私はこちらの団体との縁が出来るまでそう時間はかかりませんでした。
きっかけは、2004年。前田松前町長が「2005年松前でヨットの大会を開催します」と言ったことから始まっています。
私はまだその時「へえ〜。ヨットの大会があるんだあ・・・。」くらいに考えていました。そのうち、関係者会議があり、
松前料飲店組合として歓迎ムードでバックアップして欲しいと役場からお話しがあったので、いろいろな会議に出席していました。
それまで音楽のことは忘れておりましたが、ある日別のイベントで司会をしていたときのこと。
司会のトークタイムでBGMがなく、その不便さがこの「Sailing」を生んだと言ってもいいでしょう。
役場に「この大会にテーマソングはあるの?」と問い合わせたところ、「ないです」と言われたので、これはテーマソングを作らねばならない
という使命感にかられ、制作にとりかかりました。
さて、いざヨットの歌を作ると考えてみたものの、なにも資料がありませんでした。それもそうですが、もっと怖かったのはよけいな
先入観でした。
頭で、アメリカズカップの大きなヨットを思い出し、上空から見た映像を想像しました。その次は前からみたヨットの波しぶきの様子を
想像しました。次に、乗組員同士が休憩中に会話をしているようす(これは3,4人のりのヨットをイメージ)やセイルが大きく張って
すべるように進んでいるようすを歌詞にしました。
そして北海道ヨットクラブにメールを送信し、同時に松前町役場にも持っていき「公式応援ソングとしてお願いします」と
お願いしたのがなつかしいです。
当時
松前町役場の水産担当の係長 故 長谷川幸悦さんをはじめとするみなさんの協力で2005年8月ヨットの大会が開催されました。
そのときの交流会で披露させていただいたのも記憶に新しいと思います。
「Sailing」2005年 5分56秒 後に2007年に改訂版ライブバージョンおよび「BohemianSailing」 5分31秒更新
「やさしい朝」誕生秘話 (二つの実話があって1曲になった)
その1 あるお客様、既婚者でした。お付き合いしている方がいらっしゃって、その相手も既婚者。
私としては、あまりお奨めできるような状態ではないのです。しかし、その方はそれなりにお悩みでした。
その心情を歌にしました。作詞を確認してください。(あまり多くコメントしたくないので)
その2 ご本人の意向で記載できません。ご想像にお任せします。この曲はその方へ作った曲でもあります。
やさしい朝は、ピアノによるイントロがありますが、初めてパソコンで作成した曲です。
2005年 3分32秒
下のバナーをクリックすると上記5曲を聴く事が出来ます。