初めての沖縄3(コンベンションセンター「杜の賑わい」会場)











国道58号線を北上し、途中で左折し海に向かった道路に
沿って行くと、ひときわ大きな建物が見える。
変わった形の大きな建物が、2つ3つ。
ここが宜野湾市(ぎのわんし)沖縄コンベンションセンターだ。
コンベンションセンターは沖縄県民会館を中心とした、
会議展覧センターで、いつもイベントが開催されている。
この日は「JTB第108回杜の賑わい・沖縄」の開催の
最終日だった。スケジュール表に「コンベンションセンター
杜の賑わい」と書いてあったが、なんのことやら全くわからず
バスに乗っていたのだが、まず駐車場のバスの数に驚いた。
駐車場が大型観光バスで埋め尽くされている。
50台以上いる。
駐車場の狭い場所にバスがまるで「テトリス」をして
いるように、きっちりと形にはめたように駐車して行った。
私たちのバスも、その「テトリス」の形にきっちりと収まった。
知らぬ間バス番号が47番になっていた。
バスを降りて、会場に向かう。
どうやら向かって右の展示場の方へ行くらしい。
しかし、バス50台がこの「杜の賑わい」に集まっているため、
歩くにも「人、人、人」。
「観光先進地沖縄視察会」の看板を見失わないように、
前の人について歩く。
添乗員「午後5時から、杜の賑わいが始まりますが時間が
あるので、一度会場に入り、お席を確認します。」とのこと。
そしたら、いきなり太鼓の音がして「ドンチャン、ドンチャン」
音がした。太鼓の音と若者の声、そしてあの「指笛」と
威勢の良い若者の声がする。
旗頭(はたがしら)という伝統芸能だ。歓迎ムード満載!
赤の旗、緑の旗、青の旗をそれぞれ一人の若者が
腰に巻いたさらしにのせて持ち上げる、
笛と共に、旗を持つ若者が入れ替わり、
持上げが始まったら終わるまで落とすことが出来ないらしい。
約1時間続けていた。見た感じ秋田の竿灯を思い出した。
そんな旗頭を横目に見ながら展示場へと入っていった。
外からみただけでも結構な大きさのこのたてもの、
正面にはこれから行われるイベントの名前が書いてある。
そこを横に進み、階段を上がったところに私たちの席が
用意されていた。そこで、今日のイベントのパンフレットと
500円のクーポン券をいただいた。
これが「杜の賑い」のパンフレットだ。
ここでまず「杜の賑い」とはなんなのか説明しよう。
「杜の賑い」とは、交通公社協定旅館連盟25周年記念
事業ならびに、JTB創業70周年記念商品の位置づけで、
昭和56年に地域の伝統文化を保護、育成し
地域活性化に貢献することを目的に企画され誕生した。
四季折々日本各地で開催される祭や伝統芸能を
一堂に集めて鑑賞でき、地元の皆様からも歓迎されている
一大イベントなのである。
開催は、実行委員会を作り、地元の自治体や
観光協会などと連携し地元の方々と共に作り上げる
手作りイベントなのだそうだ。
伝統文化の保護・地域活性化・舞台芸術としての企画・演出を
行っているとのこと。
沖縄は25周年毎年行われているのだそうだ。全国で
トータル108回を数えるこのイベントを私は知らなかった。
北海道でも、札幌・函館・旭川で行われた。
今年は釧路で行われる。
っていうか、今まで108回も行われていたこと自体
知らなかったので、私はあっけにとられたのである。
松前でこの「杜の賑い」を知っている人は
何人いるのだろうか?
観光協会理事の私でもわからなかったのである。
そもそも観光ってなに?って思った瞬間で、
これだけ大きなイベントでも私がわからないということは
「松前での発信は、一体どれだけの人に
知っていただけるのだろうか・・・。」突然不安が襲った。
まず、会場に驚いた。3000人収容できる展示場。
ここが満員になるのだろうか・・・。
「杜の賑いを見に来る人だけで3000名もいるの?」って。
「では、5時から開演しますので、10分前までに
戻って来てください」との指示があったので、
それまでの間外に出ることにした。
自分たちの席を確認したところで、500円のクーポン券を
持って外に出た。外では、物産展が行われていた。沖縄
各地の名産品を用意したテントが広場一杯にならんでいた。
最初に目についたのは「さくら祭り」の布のポスターだった。
八重山のさくら「緋寒桜」(ひかんざくら、かんひさくらとも言う)
が見頃で、そのさくら祭りのお知らせと季節限定の泡盛の
販売である。その横には、緋寒桜が咲いていた。
「さくらといえば松前」の私はやはりすぐにこちらに目が行く。
緋寒桜は松前にもあり、松前で咲くのは5月。沖縄と
同じ桜が咲く松前。なんだか親近感が湧いて試飲してみたが
アルコールの不得意な私は、このおいしさがわからない・・・。
でもさくらに思い入れがあるので一枚撮らせていただいた。
出来れば時間があれば八重山のさくら祭りの道路(遊歩道)を
歩いてみたいと思ったが、この視察では行けない。
う〜んここでその雰囲気を味わった。
会場では、屋外の広場所狭しとテントが張られていたが、
それに負けじと会場に来たお客様も相当な数。所狭しと
食べ物やお土産を買っている。
普段、田舎にいるので人込みのあるところに行くことはないので、
久しぶりに混んでいるところに行くと、歩くのにひるむが、
今回は私1人が和服だったので、私の前で人がよけてくれた。
あ〜和服っていいな。よかった。って感じだった。
BGMに旗頭(はたがしら)。なんて雰囲気がいいのだろうと思った。
販売用のテントは、通路が大きく2つその両側にあるので、
4列になる。民芸品(布、琉球ガラス、シーサーなど)や
フルーツ、文具などもあるが、やはり沖縄といえば「食」だろう。
その食の店舗には行列が出来る。それも何箇所も出来ていて
並ぶのに勇気がいる。全国各地から、今日の「杜の賑い」を
見に来た人たちが開演前までに、ここの場所で過ごすの
だからそれはもう、中年の原宿が宜野湾にやってきた
と言った感じである。
私も、500円のクーポン券を握り締めて歩いていて、あ〜
沖縄そばとか食べたいなあと思っていても、そこは人だかり。
こう見えても私は人見知りである。どうも、その列には入れ
ないし、時間が気になる所である。
折角だからまず全体を見たいと思った。
全体を見渡すと、やはり物産も沖縄だなあと思うものが多く、
この方々はよく観光客のことを知っているんだと思った。、
私は沖縄そばを諦めて、紅いものパンとコーヒーのペアが
丁度500円だったので、それを買った。袋に入れていただき
比較的空いている、会場の端っこの方に来たら、
なっちゃんと出会った。
なっちゃん「飯田さん、これ食べません?そば」
おお!!沖縄そばだ!
私「うん、食べる食べる。でもいいの?」って聞いたら
「どうぞ!」って。なっちゃん親切だ!
私たちのグループの方々は、大体なぜか同じようなところに
集まった。そうだよね。こんな人込みじゃあ、なかなか
落ち着いて食べられないよね。
旗頭(はたがしら)の演舞はまだ続いている。
それをBGMに賑やかな久しぶりに人の多いところに
身を投じてすごすのは非常に気持ちがいい。
特に、この気温が幸いしている、夕方4時半で気温17度。
松前だと、多分6月上旬かもしれない。
会場は人でヒートアップしそうな感じ。多分北からやってきた
ので、ただでも冬支度で到着して着替えもしないまま会場に
来たから、なが〜い下着を着た状態であったはずだ。
暑い!暑いと言う声が時々聞こえる。
私は和服だったので、全天候型。たいした寒くも暑くもなく、
気分がいい。こんなとき和服は万能衣類だと思う。
副団長の大桃さんを発見したので、ちょっとそばに行って
見ると、なにやら見慣れないものを発見!
ニヘデ?なんだろう。こんなビールもあるのか!
裏には「さんご地ビール」と書いてあった。
へえ「Orion(オリオン)ビール」しかしらなかったから、
ここでも一枚。
大沼観光協会長 堀 元 (ほりはじめ)さんと合流し、
会場を楽しんだ。旗頭の勇壮な演舞を前に記念写真を
撮ろうということになり、私のデジカメで堀さんを、堀さんの
デジカメで私を撮ることに。
旗頭は、地域によって衣装が違うのだそうだ。旗の色が
そのままエイサーの衣装になっているらしい。
それにしても鮮やかだ。
では、一番お客さんに近い緑色の旗頭のところで
「ハイチーズ!」男前に写っていますよ。
堀さんとは、1年半前に松前にお越しいただいて、
交流会をしたときにスナックラビットにも来ていただき、
それからのお付き合いだ。今回も函館以外の町では、
江差の西谷さんと大沼の堀さんとわたしとなっちゃんくらいだ。
まあ、この地方の町は頑張っているのかな?
(あ、他の町の方も頑張っていらっしゃるのは十分承知です)
このようになにかのチャンスに写真を撮っておいてよかった
なあと今思うのであった。まさか、沖縄らしい写真が
これを含めたほんの数枚になるとは思わなかった。
「♪記念写真、恥ずかしがらずに、今撮って♪」
by六郎
開催中の映像は、残念ながらお伝えすることは出来ません。
(著作権がJTBにあるので、JTB沖縄の108回「杜の賑い」
ギャラリーをご覧下さいませ)プログラムの内容だけね。
オープニング 「旗の花舞」 竜神伝説「龍旗団」
琉球舞踊 「四つ竹」 杜の舞 琉球舞踊選抜チーム
琉球舞踊 「空手舞」 杜の舞 琉球舞踊選抜チーム
琉球民族芸能 「琉球獅子舞」 創作芸団「レキオス」
沖縄創作芸能 「紅龍・白龍の舞」 龍神伝説「翔龍団」
沖縄創作芸能 「龍虎の舞」 龍神伝説「翔龍団」創作芸団「レキオス」
函館子ども歌舞伎「白波五人男稲瀬川勢揃いの場」
振り付け 市川団四郎 函館子ども歌舞伎講演会
琉球舞踊 「海のチンボーラ」 杜の舞琉球舞踊選抜チーム
琉球民族芸能 「御知行(ウチジョウ)」レキオス遊行芸
創作舞踊 「花咲かり恋咲かり」杜の舞琉球舞踊選抜チーム
琉球舞踊 「マミドーマ」 杜の舞琉球舞踊選抜チーム
スペシャルゲスト 夏川りみ スペシャルライブ
@ファムレウタ(子守歌)A童神B涙そうそうC安里屋ユンタD豊年音頭
ジュリ馬 杜の舞琉球舞踊選抜チーム
エイサー 琉球国祭り太鼓
フィナーレ カチャーシー大群舞「唐船ドーイ」 全出演者
このような間髪入れないステージに圧倒されて、綺麗で
感動を覚える「杜の賑い」は全90分のイベントでした。
このようなイベントを25年間全国で108回やってきたのである。
涙が出そうだったのは、函館子ども歌舞伎だった。
小さいお子さんが一生懸命稲瀬川を語っているときはとても、
感動してしまった。やはり地元意識か・・・。
北海道も、すでに札幌、函館、旭川で行われており、今年は
釧路で「杜の賑い」を送る。是非、JTBのホームページを
ご覧いただきたい。
最後に、終了後、全出演者がそのまま、お客さんの
お見送りをする時は、思わず感動して涙が出そうになった。
ありがとう。みんな、ありがとう沖縄・・・。
って、いうかまだ1日目でしょ。
これから夕食が待っているんだよ。
あ、なっちゃん、記念撮影ね。
その獅子とても活発に動いていたよね。
松前にもこういうの踊れる人がいればいいのにね。
つづく

